ターゲッティング(戦う市場の決定方法)とマーケティングメソッド
~誰を好きになったか、よりも、誰が好きになってくれるか、が重要な世界
あなたの思いは大事なあの娘に伝わってますか?~
課題は決まった。いいブレーンもいる。
さあ実施案の作成を!
ちょっと待った未だ早い!
例えば課題が決まったとしても他にも色々と気にしておきましょう。
ターゲットイメージはどのくらい詳細に描かれてますか?
どこに住んでて、何色のめがねをかけていて、土曜日の午後はどこにいることが多い、とか。
これが具体的に描けていない場合、例えばターゲットは「20代の女性」で施策をすすめてしまうのが最も怖いパターンです。
もしあなたの彼女や奥さんが20代なら、もうターゲットですよ。あなたの彼女や奥さんは、他の20代の女性と何もかも同じですか?
仮に同じ職場に20代女性がいたとして、本当に同じですか?
確かに20代全体をターゲットにしたい気持ちは良くわかりますが、競合商品が無いなどと考えるには難しい。何らかの違いはあるはず。
商品から入るターゲッティングの肝は、どこが他と違うのか?新しいのか?
を差別化ポイントとしてそれをどんな人が気に入ってくれそうか?
ターゲットから入る場合は、どこを差別化すれば買ってもらえるか?新しい物として心に刻んでもらえるか?
そのどちらかが明確になっていないと怖い結果が待ってますよ。
あと、ターゲットが決まればメソッド(手法)はドミノ倒し的に決まってゆきます。
面白い手法、新しい手法、何でもOKです。
が、我々も相談をいただくのはここから!って言うのが非常に多い。
言い換えれば、ここまで必死に検証してきたことが、このフェーズで一気にひっくり返ったりするわけです。
よく、鶴の一声という、偉い人の、無神経な一言ですべての計画がパーっ!と、いうのもここが一番多いわけです。
できれば社内会議とかもここまでの段階を稟議・認証していただき
『この原則にそって進めます!』
『OK任した!』
っていう言質を取ってからこのフェーズに進んでくださいね。
また、基本となるコンセプトやターゲットの決定経緯は、その後も常に見ることのできる位置に置いておきましょう。
つまり次のプランの稟議の時も、新しい書類だけ見せるのではなく、前の書類=決定経緯を一緒に添えて出しましょう。
人間は前に自分が言っていたことを突きつけられるのに弱い物です。
なんか変な方向に話が進みだしたら、
『いや、先日、社長はこうおっしゃってましたよ!ほら!』
『お!そうか!』なんて感じで。
そうすれば、一件落着ですね。