~ブランドロイヤリティと販売力の相関図~
一見、水と油。でも大事な凸と凹
前回からだいぶ間が空いてしまったので、ここでちょっと真面目な話をします。
ブランドロイヤリティをあげていくことと、当座の販売数を伸ばすこととの相違点はなんでしょう?
ブランド○○とか ブランディングとかブランドって言う文字が付くと、急に何やら難しくて、時間が掛かって大変とか、とっつきにくいイメージを持たれる方が多いですよね。
反面、当座の販売数を増やすというと、営業会議で飛び交いそうな『とにかく今月はこれだけの数字は必達だ!』みたいなノリとでも言いますか。
この二つの雰囲気の違いは確かにありますね。
しかし!
ブランドロイヤリティとは、ある特定のブランドに対して、消費者が持つブランドへの執着心、愛着を示す概念です。
つまり、ブランドロイヤリティ向上のための取り組みというのは、消費者に対して、ブランドに対する継続購入率と継続意向率の両方を高めていくことです。
ん?販売数を増やすには、長期的に継続購入してもらうことでもありますよね?
単月だけ数字が高ければいいものでは無いですよね?
つまり商品やサービスの価値に優位性がある。と、なりますよね。
それは、販売数を頑張って、頑張って伸ばす為にコストを下げたり、
そんなことをしなくても価値があるものとして、認知され、愛着される。
つまり、結果的に販売力につながっているんですね。
例えば、いまや世界中で見ることができる、T社の、とある高級自動車は値下げを行いません。(多分)
しかし、売れに売れまくっています。要するに商品に相応の価値があり、確率されたブランド力があるから、値下げなんかなくても、消費者は購入するのです。
値下げをするということは、自ら商品やサービスの価値を下げているのです。
販売数を増やすために、瞬間的に販売価格を下げ、販売数が伸び、売上の数字が上がったとしても、それは、わざわざ自社製品の価値を下げたことになる。
昨今では、高くても物の価値を理解して、その対価を支払う、というのが消費活動の主流になっています。
そうです。
ブランドロイヤリティを向上させることと、販売力はとても深い関係にあるのです。
売上高だけやコスト削減だけに執着してしまうと…
ちなみに、価格が高ければブランドロイヤリティがある、というわけではありません。
ネームバリューがあれば、ブランドロイヤリティがある、というわけでもありません。
また、価格が低くてもブランドロイヤリティのある商品もたくさんあります。
品質を見極めるために、つけられた牛の刻印は、今やこんなにも私たちに重要視されるとは、付けられた牛も、付けた牧場主も思わなかったでしょうね。(多分)






